出典:https://www.pakutaso.com/20171223338post-14352.html

IT業界の中でも、SEは過酷な労働環境が多く、ブラックだと感じている人は多いもの。

もちろん、ブラックではない企業は多くありますが、どうしても労働時間が長くなりがちです。

その中でも、Slerは大変な職業とも言われています。もちろんやりがいのある仕事ですが、残業時間が長いこともあり、人によっては耐えられないこともあるず。

そんな人には、メーカーの社内SEや個人のフリーランサーがおすすめです。ある程度自分のペースで働け、自分の時間を持つことができます。

私もSIerで働いていましたが、今ではメーカーで働いています。初めは違和感がありましたが、徐々に社内SEとして働くなかで、そのメリットに気がつきました。

それでは、SEがメーカーに転職して気づいたSlerを辞めるべき理由をご紹介していきます。

 

Slerってどんな仕事?


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Slerはシステムを統合している人たちであり、他社向けのシステム開発を行っています。

ゼネコン方式で2次受け、3次受けと仕事を発注していくことになります。

そのため、仕事の大半はプロジェクト管理となります。もし、プログラミングをしてキャリアップを目指したい人には不向きかもしれません。

また、メーカー勤務のSEと比べると、労働時間が長い傾向があります。

そのため、社内SEやITコンサルタントに転職する人が多い職業となります。

 

SIerを辞めるべき理由とは?

SIerを辞めるべき理由は「下請け」「労働環境が悪い」「スキルが身に付かない」が主になります。

SEがキャリアアップを図るためには、知識・技術はもちろん、多くの経験が必要になります。

下請けの客先常駐で受諾したプログラムをこなしていては、あなたのスキルアップには繋がりません。

Slerの元請けであれば、労働環境もよく、仕事は楽なはずです。しかし、その一方仕事にやりがいを見出せなかったり、入社前と入社後にギャップを感じていたりする人もいるでしょう。

また、受託開発のため、クライアントがITに詳しくなければ、こちらから提案をする必要があります。

簡単に運用できるように、細部まで指示を出す必要がありますし、使いやすいシステムにしなければいけません。

相手に自分の脳内イメージを伝えられなければ、正しく理解してもらうことは大変です。

自分のスキルを身に付ける暇もないのに、相手に仕様を伝えているのは難しいもの。

SIerは入社前と入社後でギャップが大きいことがあるので、転職を考えても不思議なことではありません。

実際、入社前は、プログラミングなど自分がやりたいことができることだと思っていました。

確かにあまり下調べをしなかった私も悪いのですが、入社後に仕事内容にギャップを感じ、転職を決意しました。

 

SIerよりメーカーの社内SEに転職するべき

社内SEはSIerより労働条件が良い場合が多く、給与や残業時間で考えても、良い職種と言えるでしょう。

例えば、製造業ならIT投資が進んでいるため、IT投資を盛んに行っています。

大手メーカーのシステム開発は、自社で簡潔するための土壌が整っているため、社内SEは需要が高まっています。

SIerより良い労働環境で働けることも多く、自分の知識や技術を身に付ける時間も作れるでしょう。

メーカーの社内SEは、親企業から大きなシステムを請け負うことが多いため、安定して仕事を行えます。

親企業が大手企業なら、労働条件もその分高くなりますし、過酷な労働条件になることは少ないです。

もちろん、メーカー系SEになる場合は、その企業の特徴をしっかりと押さえておきましょう。

何も知らない状態で転職していては、社内で迷惑をかけてしまうことになります。

自分自身が恥をかくことにもなりますので、事前に下調べをすることが大切です。

ただし、メーカー系SEは中途採用より新卒を重視しているため、タイミングが悪ければ転職は難しいでしょう。

メーカーとしても、社内SEを一から育てた方が良いため、積極的に中途を採用しようとは思いません。

しかし、入社できればSIerより労働条件が良くなることは間違いありません。

情報収集をしっかりと行い、メーカー系SEを狙ってみてください。

 

将来を見据えてSIerを辞めよう

SIerに入社したけど、思っていた仕事と違うとギャップを感じている人は、転職を考えてみてはいかがでしょうか?

もちろんそう簡単には転職できませんが、何かを変えたければ行動にうつす必要があります。

転職先や将来のことを見据えて、SIerを辞める準備をはじめてみてください。まずは他の企業の下調べから始めることがおすすめです。

もちろん、将来性のある大手SIerであるなら、無理に転職する必要はありません。

ただし、SIerという形態である以上、受注開発をすることには変わりません。

できる限り、社内SEやITコンサルタントを目指していき、キャリアアップを積めるようにしていきましょう。

少しでも良い労働条件にするために、まずはメーカーの社内SEがおすすめです。

これまでより良い職場で働けるのはもちろん、知識や技術を身に付ける時間が作れるでしょう。

あなたにとって、良い将来を作っていくために、転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。

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