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SEとして数年働いても、なかなか仕事を好きになれず、むしろ毎日が辛いと感じていませんか?打ち合わせが苦手、論理的に考えられない、スケジュール管理ができないなど感じたことがあるようなら、SEに向いていない可能性も…。
人には向き不向きがあります。辛い仕事をこのまま続けていくのも、不安や心配がありますよね。
そこで今回は、SEに向いている人と向いていない人の特徴をご紹介したいと思います。もし毎日悩んでいるのであれば、今後のキャリアの参考にしてみてください。
SEに向いている人の特徴
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まずSEに向いている人の特徴をご紹介します。
論理的思考ができる
理系に求められるスキルの代表格「論理的思考」。システム開発をしていくと、バグやエラーなど問題がよく発生します。その原因を探り、一つずつ原因を潰していける思考が必要です。また、システム開発は論理的思考の塊と言っていいほど、パズルを作るように一つひとつプログラムを設計、実装していきます。
論理的思考に自信があると言う人は、SEに向いています。
根気強い
SEは、物作りと同じように根気強さが必要です。一回の設計ミスで心が折れているようでは話になりません。何度もトライアンドエラーを繰り返して、バグのないシステム開発が求められます。
また、根気良いということはSEではなくても大切な特徴です。プログラミングのスキルはなくても根気強さがあると言う人は、SEに向いています。
息抜きできるすべがある
SEは常にパソコンやデータと向き合う仕事です。言い換えれば人との関わりが少ない無機質な仕事ともいえます。そのため、メンタルを壊してしまう人も多い業界です。
健康的にSEを続けていくためにも、息抜きできるすべがある人はSEに向いていると言えます。温泉に行くことでもいいし、ご飯を食べに行くことでもいいし、ジムに行くことでもいいです。心身ともに健康的に働いて行くためには、大切な特徴の一つです。
SEに向いていない人の特徴
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次にSEに向いていない人の特徴をご紹介します。
スケジュール管理ができない
どの業界にも言えることですが、スケジュール管理ができない人はSEに向いていません。SEは、基本的に納期に追われる仕事です。タスクに追われながら、毎日仕事をします。
もしスケジュール管理が苦手な場合、納期通りに納品することができず、同僚やクライアントに迷惑をかけることになります。どんなに優れたプログラミングスキルがあったとしても、納期を守れないようであれば、異業種への転職を考えてみてもいいかもしれません。
物作りに興味がない
SEは、ソフトウェアの設計を担当しますが、物作りとも言うことができます。もし何かを作り出すということに興味がない場合、SEには向いていません。
それより、物事を管理する業種や、体を動かす営業などを考えてみてはいかがでしょうか。
勉強する気持ちがない
勉強する気持ちがない人もSEには向いていません。この業界は常に新しい技術が生まれて、古い技術は化石のようになっていきます。もし新しい技術を学ぶことができなければ、SEとして需要がなくなるでしょう。
確かに普段の業務で忙しいかもしれませんが、常に勉強する心構えが大切です。
SEに大切なことは納期を守り、論理的に考える思考
SEとして成功している人を見ると、論理的思考を持っている人が多い印象があります。論理的思考は何も、問題解決だけに使われるわけではありません。普段の会話、プレゼンテーション、資料作成にも必要とされるスキルです。
向いていない仕事を継続しても、自分の身にはなりませんので、もしSEに向いていないと感じるようであれば、違う職種へ転職することをおすすめします。SEの経験があれば、システム関連のコンサルティング、営業、生産管理など就職先を見つけるのは簡単です。
「自分がどんな職種に向いているかわからない」「とにかく仕事を辞めたい」と思っている人は、まずは転職エージェントに相談するといいでしょう。無料でキャリア設計の相談に乗ってくれますし、希望するなら求人や異業種のことも教えてくれますよ。
人には向き不向きがあります。SEが向いていないのであれば、他に何か向いている職業があると前向きに考えてみてください。