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金融業界におけるSEの需要は、今までにないほど高まっており、世界中の銀行、証券会社は優秀なプログラマーやシステムエンジニアを血まなこになって探しています。

 

その理由の一つに、ITとファイナンスが融合したフィンテックブームの高まりが関係しています。銀行に行かずに海外送金ができたり、AIが融資の判断をしたり、それらすべてはテクノロジーが土台となっています。

 

今まで金融業界はテクノロジーとは距離がありましたが、今後はITとファイナンスの融合は加速していくことが予想されます。

 

だからこそ、SEとして金融業界で働きたいという人には今がチャンスです。そこで今回は、金融業界に転職した場合の業務内容や転職方法まで一挙にご紹介したいと思います。ポイントを押さえて金融業界への転職を成功させましょう。

 

SEの金融業界における転職需要

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まず、どのような求人があるのか少し見てみましょう。例えば、世界的に有名な証券会社であるモルガンスタンレー。求人数を見ると、財務や会計が100件、リサーチ、投資、営業などが85件、プログラミングや保守運用などのテクノロジー関係が450件と、システム開発や運用の需要がダントツで高いことがわかります。

 

仕事内容を見てみると、Java開発者の求人やLinuxの責任者、C++の開発者、ユーザーインターフェース開発者、バックエンドの開発者など、システムエンジニア向けの求人も多数見ることができます。

 

人間が資産を運用するよりAIに任せたほうが利益を出せる言われている時代だからこそ、システムの運用と管理は金融業界にとって一番大切なことだと言えます。また、それを支えるSEも同じように大切な存在だと思われてます。

 

国内と国外の金融業界

 

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SEの需要が高まってきていることをわかっていただけたのではないでしょうか。しかし、金融業界に転職する前に気をつけておかなければいけないことがあります。それが、国内と国外企業の違いです。日系、外資系とも言い換えることができます。

 

まず、給料が全く異なります。一般的にどの業界も、外資系に転職すると1.2倍は給料が上がると言われますが、金融業界の場合は1.3〜1.4倍以上になる場合もあります。マネージャーのポジションにつけば、年収2,000万円になることも当たり前。給料だけを見れば外資系に転職するべきです。

 

日系に転職する場合、大手銀行のシステム開発や運用の仕事が給料は高そうです。システムの上流工程に関わり、ベンダーに指示を出したり、システムの企画を考えたりします。企業や仕事内容にもよりますが、30歳で500〜600万程度の待遇の求人がよくあります。中には1,000万円を超える求人もありますが、スキルがなければ難しいでしょう。

 

日系も外資系も、メリット・デメリットがありますが、金融業界に転職する場合は待遇面が一つのポイントと言えそうです。

 

金融機関はプレッシャーがある

金融機関は、1円の計算ミスも許されない業界です。もちろん、システム開発にも同様のプレッシャーがかかることは言うまでもありません。設計したシステムに少しでも不具合があれば、大問題です。また、セキュリティが甘くパスワードが流出してしまえば、会社の信用に関わります。

 

このように、金融業界への転職はプレッシャーと常に隣り合わせです。社内で使うシステムでバグが見つかれば、修正すればいいのですが、B to CやB to B向けのサービスにはミスが許されません。常に高い緊張感を持ちながら働くため、辛いと感じる人もいるはずです。

 

しかしその反面、給料も高いという魅力があり、求めれるスキルも高いためやりがいがあります。

 

金融業界への転職は転職エージェント一択

ここまでSEが金融業界に求められる理由や待遇面に触れてきましたが、最後に求人の探し方をご紹介します。金融業界の場合、求人の探し方を間違えるだけで、転職した後に「こんなはずじゃなかった」と思うこともよくあります。

 

そこで、転職成功のために、必ず覚えておいて欲しいのが転職エージェントを活用するということです。転職にはインターネット、転職サイト、ハローワークを利用する人も多いでしょうが、転職エージェントだけは必ず利用してください。

 

求人数、情報量が圧倒的に違います。

 

優良な求人は基本的にインターネットやハローワークでは公開されていません。どこにあるかというと、転職エージェントがしっかりと握っているんです。インターネットなど万人が見る場所に公開してしまうと、多くの応募が集まりすぎてしまい採用活動に影響が出てしまうからです。

 

もし限定公開されている求人を見たいということであれば、まずは転職エージェントに登録してみてください。求人だけではなく、業界の情報も合わせて紹介してくれるはずです。さらに欲をいえば、複数のエージェントに登録をすることをおすすめします。転職エージェントによって持っている求人が異なりますので、可能性を広げるためにも複数のエージェントと繋がりを持っておくといいでしょう。

 

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