転職を考えるとき、そこにはどんな理由があるでしょうか?
キャリアアップを目指すため、超長時間残業を強制するブラック企業から逃れるため、理由は様々ですが、不安で一杯な気持ちは、皆、同じだと思います。特に自分の人材価値がどれくらいなのかという点は、気になるところですよね。
次の転職までに、自分の人材価値を高めるためには、どのようなスキルを身につければ良いでしょうか。その一例をピックアップしてみました。
Java
SEの求人で募集されている言語のトップシェアは、やはり何と言ってもJavaです。歴史が長く、オブジェクト指向の代表格であることが人気の理由で、これさえ覚えておけば働く場に困ることはないでしょう。
ただし人気言語であるぶん競争率が高く、せめて中級者レベルでないと転職の武器にしづらい、というデメリットがあります。
JavaScript
ブラウザ上で動作するJavaScriptは、WEBアプリ開発において必須と言っても良い言語です。簡単な構成で、初心者にも扱いやすく、メモ帳だけでも開発できるシンプルさが最大のメリットだと言えるでしょう。
また、.Netなど別の言語をメインに据えたシステムでも、Web通信の箇所のみJavaScriptで行うなど、サブ言語として活躍の場も多くあります。
Swift
2014年にリリースされたiOS用プログラム言語で、それまでのiOS開発言語と比べ、簡易で洗練された仕様になっています。また強力なコンパイル機能を搭載していたり、パフォーマンスも高速だったりと、メリットがたくさんあります。
新しい言語であるため、開発案件はまだまだ少ないことがデメリットとなりますが、同様に習得者も少ないため、就職の競争率自体はそれほど悪くありません。
今後のiOS開発には必須となる言語ですので、今のうちの覚えておくと、換えの利かない人材となることが出来るでしょう。
英語
最後はプログラム言語ではありませんが、英語も重要なスキルです。新技術の大半は英語で発表されますし、外国製ツールのマニュアルを読むのにも、サポート依頼を投げるのにも使います。WindowsやOffice製品に関する質問をするために、和英辞書と首っ引きでメールを書いたことがある人も多いのではないでしょうか。
英語が出来る、というだけで、日本の企業では強力な武器となります。転職を機に勉強してみるのも良いかも知れませんね。
情報収集を怠らないこと
人材価値と言うと、通常は資格ばかりに目が行きがちですが、知識ばかりで実践できなければ意味がありません。また資格を受験するには期間が決まっているため、慌てて勉強しても、結果を転職に間に合わせることは難しいでしょう。
敵を知り己を知れば百戦危うからず、という言葉が表すように、大事なのは、情報収集を怠らないことです。流行を押さえ、競争率の高い求人でも採用されるよう、勉強を続けましょう。