派遣は事務職のイメージが強いかもしれませんが、SEや医療系のような専門的な仕事や技術が必要な仕事でも派遣はあります。

派遣SEのメリットや待遇、働き方についてご紹介します。

 

派遣SEのメリットとデメリット、待遇とは

技術が必要な職種であることから正社員のイメージが強いSEですが、派遣で働いた場合のメリットやデメリット、待遇はどうなっているのでしょうか。

そのポイントを比較して派遣SEとして働くかどうかを検討してみてください。

 

①メリット

派遣SEのメリットは自分でやってみたい仕事を選んで就業することが可能なことです。

また、正社員では倍率が高くなりやすい大手の会社で経験を積むことができる可能性も高く、そのような職場を選ぶことでスキルアップすることも期待できます。

更に派遣は時給が高かったり仕事が合わなければ辞めやすい、フルタイムでなく自分の都合に合わせて働くことが可能などのメリットもあります。

 

②デメリット

派遣SEのデメリットは派遣先の社員と同じ特典が受けられないことや、安定した働き方ができないことです。今の派遣法では同じ職場の同じ部署には最長で3年しかいることができません。

そのため、まだその職場で吸収できていないことがあっても、また他の職場で一からやり直さなければいけません。

その度に転職活動をするのも意外と面倒で、非正規雇用は損をしていると感じる人もいます。

 

③待遇

派遣SEの待遇は時給を見ると決して悪くはないように思えますし、派遣会社での特典を受けられるなどの良いこともあります。

しかし、正社員が交通費を支給してもらえるのに対して派遣は交通費をもらえない場合が多く、月単位で見れば派遣の方が月給が多いように思えても、年収で見ればボーナスももらえる正社員の方が給料が高い場合が多いです。

派遣先からの特典はなくても、健康診断や有給は受けられるなど、派遣元から受けられる特典もあるのでバイトよりは待遇が良いと言えます。

 

派遣SEはどんな働き方をするの?

派遣SEの働き方は派遣先に行って仕事をしますが、雇用主は派遣会社になります。

フリーランスとの違いはフリーランスの方が給料は良いですが厚生保険に入れず、自分でやらなければいけないことも多い点です。

そういったことや交渉が面倒だと感じるなら、派遣を選んだ方が良いでしょう。

 

転職で注意!SEをするならやっぱり派遣でなく正社員を目指すべき理由

SEに転職をするなら派遣と正社員のどちらが良いかという問題ですが、メリットとデメリット、待遇を見てもやはり正社員の方が良いと言えます。

SEは技術やスキルが必要な職種ではありますが、40歳を過ぎると応募できる求人はどんどん減ってきてしまいます。

したがって、ずっと派遣をやっていると後から正社員になりたいと思った時には応募できる求人は限られて、自分のやりたいことに挑戦できなくなってしまう可能性があります。

できることならそうなる前に、正社員で働ける安定した職場を見つけることがベストです。

 

まとめ

派遣が働きやすいと感じる人もいますが、派遣SEのメリットや待遇を見るとやはり正社員の方がキャリアアップには繋がりやすいでしょう。

プライベートを重視したいなら派遣でも良いですが、せっかくSEとして技術を身につけるのなら正社員に転職する方が良いかもしれません。

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