出典:https://www.pexels.com/photo/coding-computer-data-depth-of-field-577585/
ITの世界には様々なエンジニアの仕事がありますが、ソフトウェアエンジニアを知っていますか?
「名前からなんとなく想像はつくけど・・・」「プログラマーやシステムエンジニアとどう違うの?」と思う人も多いことでしょう。
それでは、ソフトウェアエンジニアとはどんな職種なのでしょうか?
今回はソフトウェアエンジニアとプログラマー、SEの違いや給料についてご紹介していきます。
ソフトウェアエンジニアとは?
出典:https://www.pexels.com/photo/gray-laptop-computer-showing-html-codes-in-shallow-focus-photography-160107/
ソフトウェアエンジニアとは、クライアントのニーズに沿った設計書から、プログラミングを行う職種です。コーダーやプログラマーとも呼ばれており、プログラミングを駆使し、システム開発を行います。
そのため、ソフトウェアエンジニアとはプログラマーのことを指し、二つの職種に違いはありません。
しかし、ソフトウェアエンジニアとSE(システムエンジニア)には大きな違いがあります。
ソフトウェアエンジニアは、プログラミングを行い、システム開発をすることが仕事です。
プロジェクトによっては、プログラム作成・テストだけではなくシステムエンジニアと同じ作業を行うこともあるでしょう。
SEはプログラミングを書くことはなく、クライアントからの要望を分析し、正確な設計書を書くことが仕事になります。その設計書に従って、設計を行っていくのがプログラマーの仕事と言えるでしょう。
基本的にプログラミングを書くことはありませんが、プログラムの知識がないと、SEの仕事を行うことは難しいです。
そのため、ソフトウェアエンジニアからSEにキャリアアップすることは珍しくありません。
もちろんソフトウェアエンジニアより、SEが必ずしも優秀とは言えない場合があります。
ソフトウェアエンジニアの中でも、専門知識が豊富・特定の技術力に特化しているなら、重要視されることは多いでしょう。
ソフトウェアエンジニアの給料はどのくらい?
それでは、ソフトウェアエンジニアの給料はどのくらいあるのでしょうか?
ソフトウェアエンジニアの平均月給は30万円前後、平均年収は約410万円前後となっています。ちなみにSEの給料はどのくらいかと言うと、平均月給が37万円前後、平均年収は550万円前後となっています。
ソフトウェアエンジニアは、IT業界の職種と比較すると、給料はかなり安い部類に見えてしまいますよね。そのため、多くのソフトウェアエンジニアが、SEにキャリアアップを狙っています。
しかし、IT業界以外の職種も含めて考えると、決して安い給料ではありません。
IT業界で仕事を続けていくのなら、より専門性の高い職種やSEを目指した方が良いでしょう。
ソフトウェアエンジニアに必要なスキル
ソフトウェアエンジニアに必要な資格は、「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」です。もちろん資格を取得しなくても仕事ができる職種ですが、幅広いコンピュータの知識を身に付けておくと良いでしょう。
また、ソフトウェアエンジニアを目指すなら、C言語やJavaと呼ばれる基本的な言語を習得するべきです。
もちろん使用環境に合わせた言語を習得するのが一番ですが、基礎となる言語の知識は押さえておきましょう。
仕事を行う上でのスキルではないですが、ソフトウェアエンジニアの仕事を楽しむためには、向上心と好奇心を忘れてはいけません。IT業界の職種は毎日ハードなスケジュールで作業を行うため、楽しむ気持ちをなくしてしまうと、肉体的・精神的にきついと感じてしまいます。
きつい仕事に耐えるためには、忍耐力も必要となりますよね。どんなに好きな仕事であっても、忍耐力がなければ続けることができませんよね。
ちょっとしたことであっても、耐えられるように忍耐力を持っていきましょう。
さらに、おろそかになりがちな能力として、コミュニケーション能力があります。プログラミングを一人で進める仕事だったとしても、開発チーム全体と連携が取れていないと意味がありません。しっかりとコミュニケーション能力を養い、システムを開発できるようにしておきましょう。
仕事を通して経験を身に付けていくため、スキルだけではなく学ぶことが大切となります。
技術力だけではなく、知識を兼ね備える必要がありますので、しっかりと身に付けていきましょう。
ソフトウェアエンジニアの特徴を知ることが大切
ソフトウェアエンジニアの特徴をしっかりと知ることで、SEとの違いが見えてきます。
ソフトウェアエンジニアとプログラマーに違いはありませんが、SEとは大きな違いがありますよね。それぞれの特徴と違いを把握しておけば、あなたが目指すべき職種がわかるはずです。
また、ソフトウェアエンジニアの給料は、IT業界の職種と比べると低めな給料です。
しかし、IT業界以外の職種と比べると、特別安いわけではありません。
仕事量と給料を見比べてみて、ソフトウェアエンジニアにやりがいを感じるのなら、目指してみるのもおすすめです。
ソフトウェアエンジニアに必要なスキルを身に付け、あなたもぜひソフトウェアエンジニアに挑戦してみましょう。