情報化社会が進む現代、IT企業はどんどんその数を増してきており、例えば大手転職サイトの「リクナビネクスト」では7000件以上もの求人情報が掲載されています。
様々な条件で求人を検索出来るとは言え、これほどの数があると、自分に合う会社を見つけるのは大変ですよね。
そこで「どうせなら日本のトップを走る大企業で活躍したい!」というやる気に満ち溢れた人のため、「2019年度売上高・営業利益ランキング」からいくつかの企業をピックアップしてみました。
今回は、3位、10位、17位、18位の4社をご紹介します。
3位:KDDI株式会社
【企業データ】
・売上高 :5兆419億7,800万円
・営業利益 :9,627億9,300万円
・創立年 :1984年06月01日
・従業員数 :連結ベース41,996人(2019年3月31日時点)
・本社所在地 :東京都千代田区飯田橋3丁目10番10号ガーデンエアタワー
【業務概要】
4G・5Gを中心とした通信技術、センサーやインフラストラクチャーなどIoT技術開発、AI開発やビッグデータ分析システムなど、最先端技術の研究開発を行っています。
またその他にも、ARやVR、セキュリティシステム、コンテキスト理解など、様々な分野のアプリケーションにも力を入れています。
【口コミ情報】
新卒時の給与はやや渋めと言う意見がありましたが、昇給率が高く、特に管理職になると給与が跳ね上がるという意見が見られました。働き方改革も推進されており、かなり厳しく残業管理もされるようになったため、ワークライフバランスについても心配無さそうです。
10位:株式会社野村総合研究所
【企業データ】
・売上高 :4,714億8,800万円
・営業利益 :651億3,800万円
・創立年 :1965年04月01日
・従業員数 :6,297人、NRIグループ12,578人(2019年3月31日時点)
・本社所在地 :東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
【業務概要】
証券会社や保険会社、資産運用会社、銀行向けなどの金融システム開発に力を入れています。またその他にも、製造・小売・流通など分野を問わず活躍しており、データセンター運用やセキュリティコンサルティングなども行っています。
【口コミ情報】
給与に対する評価はかなり良好で、ネガティブなコメントはほとんど見られませんでした。ただし残業は部署による多寡が激しく、ワークライフバランスは最初の配属によってかなり左右されることになるそうです。
17位:株式会社テレビ朝日ホールディングス
【企業データ】
・売上高 :3,025億1,100万円
・営業利益 :186億3,400万円
・創立年 :1957年11月1日
・従業員数 :ホームページ非公開
・本社所在地 :東京都港区六本木6-9-1
【業務概要】
主にグループ会社である「テレビ朝日メディアプレックス」様にて、Webサイト開発やAWSでのクラウドサービスの構築・運用、VR・AR技術開発など、テレビと通信関連のシステム開発を手掛けています。
その他にもエンタメ系やキャンペーンPR系のスマホコンテンツの企画開発なども行っており、まだまだ伸び続ける分野であることは間違いなさそうです。
【口コミ情報】
部署にはよるものの、自分の時間が作りやすく、ワークライフバランスは問題なさそうです。ただし番組改編期など繁忙期は非常に忙しく、良い意味でメリハリの利いた環境という意見が見られました。
18位:日本ユニシス株式会社
【企業データ】
・売上高 :2,869億7,700万円
・営業利益 :163億3200万円
・創立年 :1958年3月29日
・従業員数 :単体4,350人、連結7,740人(2019年3月31日時点)
・本社所在地 :東京都江東区豊洲1-1-1
【業務概要】
金融、製造、医療、官公庁など、非常に多岐に渡る業種を対象にしたシステム開発を行っています。ホームページには多くのソリューションにおける事例が紹介されており、それを見れば自分がどのように関われるか実感できると思います。
【口コミ情報】
社内研修のほか、外部セミナーや勉強会など、社員に対する教育制度はかなり充実しているようです。長い実績から会社の基盤は万全で、離職率も低いため、安定志向の人に向く職場と言えるでしょう。
一点型か多角型に特化した企業が多い
成功している企業はどれにも当てはまりますが、一分野を突き詰めた一点型か、ありとあらゆる業種を問わず請け負う多角型のどちらかに特化した企業が多いようです。
転職をする際は、そうした得意分野の違いも考慮に入れ、興味のある業種があれば一点型を、そうでなければ多角型の企業に絞り求人を探してみましょう。