SEは忙しさの代名詞のような職業ですが、繁忙期の隙間や別チームの進捗遅れの影響など、時には不意に仕事がなくなってしまうことがありませんか?
そんな時、降って湧いたような時間をただ漫然と過ごすのは、余りに「もったいない」というものです。
暇な時こそ有意義な時間に変えられるように、自分のプラスにする方法を模索してみましょう。
次のプロジェクト用の勉強する
単純に仕事がない、という時は、次のプロジェクトで使いそうな言語や技術、ツールなどを勉強し、効率よく仕事のスタートダッシュを切れるようにしておくのがベストです。
もし勉強した内容が次のプロジェクトでは役に立たなかったとしても、その次のプロジェクトでは使えるかも知れません。
知識が無駄になることはないので、多忙な日々に戻る前に、しっかり腰を据えてスキルアップしておきましょう。
開発済プログラムの再確認
完成したプログラムを見る機会はなかなかありませんが、客観的に再度確認すると、意外と粗が見えてくるものです。
次に同じようなプログラムを作る時の反省点として、自己レビューしておきましょう。
差し戻し覚悟で進めておく
別チームの進捗遅れなどで手が空いてしまった時は、その分をテスト用のスタブなどに置き換え、分かっている範囲の仕様で開発を進めるのも一つの手です。
自分のスケジュールを守るためには有効な手段ですが、前提の仕様が変わることもあるので、差し戻しとなる覚悟はしておかなければなりません。
便利ツールを自作する
SEにとって、仕事とはコーディングやテストばかりではありません。
データ入力や資料整理などの単純作業をすることも多く、面倒な作業が目白押しです。
そんな作業を効率よくこなすためには、ExcelやVisual Studioなどで便利ツールを自作するのがオススメです。
例えば「ファイル・フォルダの一括リネーム処理」なんてものを作っておくと、資料整理の時に非常に役立ちます。
休憩も一つの手
本格的に出来ることがない、という時は、いっそ思い切り休んでしまうのも一つの手です。
有休を取るも良し、ネットサーフィンなどで気分転換するのも良いかも知れません。あらゆる手段で英気を養っておきましょう。
余裕がある時こそ、飛躍の時
今回上記で挙げたのは一例に過ぎませんが、どれも仕事を円滑に進めるためには大切なことばかりです。
仕事が忙しくなれば、目の前の課題をひたすら片づけていくことしか出来ません。
効率を考えて仕事をしたくとも、考える時間を作ることが出来ない、という悪循環に陥ってしまいます。
そんなことにならないように、余裕のある時こそ精力的に動き、有事に備えるようにしておきましょう。