応用情報技術者試験は基本情報技術者試験の次のステップです。基本情報技術者試験に合格したら、その勢いで次は応用情報技術者試験を受けよう、もしくはブランクが空いてしまったけど再度勉強して合格しようといった意気込みかもしれません。

なかには基本情報技術者試験をスルーしていきなり応用情報技術者試験を受ける人もいるかもしれませんね。現状の知識量によって戦略は変わってくるのですが、このページでは少なくとも基本情報技術者試験をパスするレベルの知識量だと仮定して解説していきます。

とにかく過去問を解く


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応用情報技術者試験は、とにかく過去問を解くことが重要です。基本情報技術者試験と大幅にレベルが変わるわけではないため、そのレベルの知識があれば過去問を見て内容は理解できるはずです。

解くことまではできなくても、問題の趣旨がわかって解説を見て理解できればそれでOKです。そこまでできれば後はパターンをつかんでいくだけなので、すぐに合格圏内に入るでしょう。

基本情報技術者試験に合格した人であれば、油断せずに過去問を解いていけば応用情報技術者試験も合格できるでしょう。また過去問が重要ということですが、参考書については不要かもしれません。

基本情報技術者試験の延長線上に応用情報技術者試験があるので、参考書を読まなくても概念はわかります。そこまでわかっていれば過去問に取り掛かっても理解できるので、参考書はそこまでいらないということですね。

実際応用情報技術者試験の際は参考書なしで合格している人も多いです。しっかり統計を取ったわけではありませんが、私がSIerで働いていたとき周囲のエンジニアはそういったスタイルで短期間で合格していました。

選択問題は理論問題や計算問題がおすすめ

基本情報技術者試験はほとんど問題の選択の余地がないのですが、応用情報技術者試験の場合選択の余地が多いです。ざっくりわけると暗記系の科目と理論、計算系の科目がありますが、なるべく考えれば答えが出てくる科目の選択をおすすめします。

理由としては、暗記科目は過去問だけではカバーできないからです。たとえ問題の傾向をつかんで過去問の内容を覚えていても、少し変えられたらそれで解けなくなります。暗記科目を選択すると参考書をわりと細かく覚えなければならなくなるので、効率的とは言えません。

また暗記しても実践的な知識になりにくいため、勉強する価値としても微妙です。論理問題や計算問題の方が実践的かつプログラミングに必要なロジカルシンキングにもつながるため、そちらを中心に勉強していくのがおすすめです。

こういった問題であれば、参考書を読まなくても過去問で傾向をつかめば問題文中から答えを探すことができます。暗記系科目と論理、計算系科目の大きな違いは問題文中に答えがあるかどうかで、効率的に応用情報技術者試験をパスするなら問題文中に答えが含まれている科目を選ぶのがおすすめになります。

問題文中に答えが含まれている問題は傾向をつかんで解けば無駄な暗記がないので効率的です。

すきま時間を利用する

通勤時間や就業時間の休憩中などに少しずつ勉強することも重要です。短時間だとあまり意味がないように思えるかもしれませんが、過去問の1問でも解くことには十分価値があります。

むしろ最後まで解ききれなくても、途中まで考えるだけでも価値があると言えるでしょう。実際の試験では制限時間がありますが、最初のうちは制限時間は特に気にせず、とにかく理解することに力を入れると良いかと思います。

そのためには問題と解説を見てじっくり考える必要があるのですが、短時間でも繰り返し見ることで徐々に理解が深まっていきます。短時間では問題を解く時間が足りないと思われるかもしれませんが、最後まで解けなくても取り組む価値があるということです。

どうしてもモチベーションや集中力が上がらないときは


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勉強をしていて、どうしてもモチベーションや集中力が上がらないことがあるかと思います。たとえば通勤電車では勉強すると決めていたのに眠くてやる気が出ない、家で勉強しているときに他のものに気を取られてなかなか勉強できない、といったことは多かれ少なかれ必ずあるでしょう。

たしかに時間をまったく無駄にせず完璧に集中できれば理想的なのですが、それは不可能です。絶対に集中できないことはあるので、気にせず次に意識を向けていくと良いと思います。

もちろん一日時間を割いたのにまったく集中できなかった、勉強が全然進まない、といった状況は問題です。その場合気を引き締めていく必要があるのですが、多少波があるのは仕方がないので、気にし過ぎずに切り替えていくことが重要です。

反省して改善することは大切ですが、思った通りに勉強が進まなかったことに対して落ち込んでも意味がないので、切り替えていきましょう。特にじっくり考えなければならない問題は嫌になってより集中できなくなることがあるのですが、これは試練です。

どうしても頭を使って考えたくないときはボーっとしてリラックスしてみる時間も必要と思うので、勉強の合間にもボーっとして休憩してみたり、短時間時間を決めて集中してみたり自分なりにメリハリをつけると良いですね。

また集中して考えても理解できない場合、いったん飛ばして次に進むと良いです。一周まわってきて理解できることがあるので、じっくり考えてもわからなければパスです。

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