出典:https://www.pakutaso.com/20170412109post-11175.html
みなさんは、金融系エンジニアの仕事ややりがいを知っていますか?
「金融系って行っても、あまり違いがわからない」「専用の知識がないと難しそう」
そんなイメージができてしまいますが、実際のところはどうなのでしょうか?
もちろん金融系のSEというのは、金融業の業務を担当するため重要度が高いもの。
そのため、正しい知識を身に付けておかないと、金融系SEとして成果を出すことができないどころか、転職もうまくいきません。
今回は、金融業界のやりがいや仕事内容について、ご紹介していきます。さらに、激務なのかどうかも合わせて紹介していきます。
金融系SEの仕事って?
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まずは金融系SEの仕事について見ていきましょう。
基本的に日本・海外の金融業システムの管理が業務になります。
金融業界は、コンピュータを使って業務することがほとんどであり、コンピュータ・システムへの依存度が高い業界です。
「銀行」「証券会社」「保険会社」など、様々な企業がありますし、担当するシステムも企業によって異なります。
ジャンルやシステムが変化しても柔軟に対処できないようでは、金融系SEは続けられませんよ。
金融系SEは激務なの?
さて、業務が難しく忙しいイメージのある金融系SEですが、実際のところ激務なのでしょうか?
金融系SEの場合、業務にミスがあれば企業・顧客のどちらにも影響を与えてしまいます。
そのため、夜間のシステム障害に正確さを持ちながら対応しなければいけません。
また、大手銀行のシステムを構築する場合、巨大なプロジェクトになります。
大企業であれば、金融系SEだけでは足りないため、他業種のSEをかき集めて運用・保守を行うということも。
システムの構築や管理など、難しい業務が多いですし、顧客に対する信頼関係もかなり重視される仕事です。
新規システムの構築やシステム再構築、エラー対応を行うときには、どれほどの人数で分担してやったとしても、作業が終わるまで残業三昧!なんてことも。
給料の高さは、他のSEと比べると高いのは事実ですが、金融系SEは激務です。ただ金融の知識も付くため、キャリアップにはおすすめですよ。
金融業界にはどんな知識が必要?
まず、金融業界へSEとして転職するのは、簡単なことではありません。
と言うのも、プログラミングの知識・スキルがどれだけあろうと、それ以上に必要な知識が多くあるからです。
他業種から転職した場合でも、転職組は即戦力を求められるもの。
もちろん同じ業種にいた人であっても、銀行→証券会社のSEに切り替わるだけでも、業務内容が全く変わります。
そのため、何よりも必要な知識は、あなたが転職するジャンルによって決まります。
金融系の業務知識は、最低限身に付けておきましょう。
また、プロジェクトによっては、マネイジメントのスキルが重宝されることもあります。
顧客との信頼関係が大事な金融系SEであれば、納期管理・障害管理は何よりも必要な能力だからです。
たった1つのプログラミングによって、システムに脆弱性や欠陥が出てきてしまいます。
チームを管理し、ミスのないよう正確に業務に取りかかれる人は、歓迎されるでしょう。
必要な資格はある?
金融系SEに必要な資格としては、以下のようになります。
金融系の業務に必要な資格
- 銀行業務検定
- 外務員検定
- AFP
- 証券アナリスト
- 公認会計士
- USCPA(米国公認会計士)
- 日商簿記検定
セキュリティ関連の資格
- 情報処理安全確保支援士試験(SC)
- ネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM)
- CISSP認定試験
持っておきたい資格
- プロジェクトマネージャ試験(PM)
- システム監査技術者試験(AU)
- TOEIC
どれも必須なわけではありませんが、持っていて損はありません。最近は英語のスキルがあると、転職の幅が広がるので積極的にTOEICを受けているSEもいます。
金融系SEはやりがいがある
金融系SEとして働くのであれば、必ずやりがいを感じられる日が来るでしょう。
例えば、「ATM」「銀行振込」「クレジットカード支払い」などの身近で使うものは、金融系SEがいなければ成り立ちません。
多くの人にとって、当たり前なシステムばかりですが、誰もが使えて当然と思っています。
しかし、金融系SEがいなければ、そんな毎日も快適に暮らせなくなります。
とは言え、「システムが使えなくなって、みんなが慌てている!」なんて状況にしないのも金融系SEの仕事。
みんなに気付かれることはないですが、毎日の生活を支えられるため、やりがいを感じられるでしょう。
あなたも金融系SEを目指そう
金融系SEは、他職種のSEと比べて専門的な知識を必要とします。
プログラミングだけではなく、金融系の知識が必要ですし、銀行から保険会社に変わるだけでもシステムが変わります。
そのため、どれだけ知識と技術を身に付けても、職場が変われば一からの覚え直しとなるでしょう。
激務になることも非常に多いですが、やりがいを感じられる仕事です。
みなさんもぜひ金融系SEを目指して、生活を裏から支えるエンジニアを目指してみませんか?