出典:https://www.pakutaso.com/20170424094post-10919.html
日本で働いているSEが海外就職をするのなら、事前にいくつかの準備を進めておく必要があります。
生活していくにあたって、不便な環境にならないように、海外での暮らしやすさを考えておきましょう。
日本とは生活環境も違えば、職場のルールは異なります。
国内だけではなく、海外進出を考えているのなら、しっかりとリスクを考えておかなければいけません。
スムーズに海外就職を進ませるために、注意すべき3つのことに注意しておきましょう。
日本と海外のSEの違いは?
出典:https://www.pakutaso.com/20170651177post-12208.html
それぞれの国によってSEの違いはありますが、文化の違いだけではなく、技術力に違いがあります。
基本的には、各国の技術力に大きな差はありませんが、ソースコードの記述方法に違いがあります。
また収入にも違いがあり、日本より海外のSEの方が収入は高い傾向にあります。
【SE/PGの平均年収(円)】
日本:440万円
アメリカ:860万円
イギリス:550万円
シンガポール:500万円
中国:240万円
出典:日本と海外のIT業界・エンジニアの働き方の違い|フリエン
労働体系や休暇にも違いがあるため、思っている以上に日本とは違う働き方があります。
2017年4月に公表されたあるデータによると、Facebookの給料は平均2400万円、Twitterでも1400万円ほどとなっています。
日本は明らかに異なることがわかりますよね。
IT分野でも上々している企業に入社すれば、大幅に給料アップを望めるでしょう。
SEが海外就職するために準備しておくべき3つのこと
SEが海外就職するためには、3つの準備をしておく必要があります。
「労働体系」「国民性」「価値観」の3つを考えた上で、準備をしておきましょう。
労働体系
各国の労働体系は全然違うため、日本と同じように働けるとは限りません。
日本では労働時間・残業時間が長いと言われていますが、世界にはもっと労働時間が長い国もあります。
とは言え、日本では提示にタイムカードを切る会社も多くあるため、労働時間ランキングに載っている順位よりは上になります。基本的には日本の労働時間より短くなるので、あまり気にする必要はないかも知れません。
ただし、日本と同じように残業を繰り返していると、逆に怒られてしまうこともあります。残業をしている人は、仕事ができないというイメージを持たれることもあるからです。
労働時間に厳しい国は多いので、その国の労働時間は事前に調べておきましょう。
また休日がどれだけ取れるかも、国によって大きく違いがあります。
GWや年末年始はもちろん、有給休暇の取得のしやすさがポイントとなります。
日本は有給休暇の消化率も悪く、世界から見てもワースト1位という状況。逆にドイツは1年間に150日の休暇を取ることもできるため、半年以上休む人も少なくありません。なかには、バカンス休暇精度のある国もあり、平等に休暇が取得できるように、バカンス休日を設定している国もあります。
日本でSEとして働く辛さに疲れた人は、海外で旧家が多く取れる国を選んでみるのも一つの手です。
しっかりと各国の労働体系を調べておき、理想となる国へ就職してみましょう。それでも、日本より過酷な地域を見つけるほうが難しいはずです。
能力報酬
日本では年功序列制の企業が多いですが、国によっては能力に合わせて昇給を行います。
長くいるから偉いのではなく、仕事ができる人が評価されるわけです。一人ひとりの能力を重視しているので、働いている人のモチベーションが上がりやすいでしょう。
また公平な評価と言えるので、自分が頑張ればそれだけ評価がされます。
逆に能力報酬制は、誰にも文句が言えない評価の仕方と言えます。
しっかりと国・企業の昇給方法を見ておき、適切な給与がもらえるようにしておきましょう。
価値観
世界中の国と比較するのなら、価値観や世界観を知っておく必要があります。
例えば、言語一つとっても、国によって違いがあります。
言葉が伝わらないと、あなたが伝えたいことも、相手が伝えたいこともわからなくなるでしょう。
例えば、性格にも違いがあり、ストレートに物事を言う国は多くあります。
日本では回りくどい言い方をすることが多いですし、男性・年上を重視する風潮があります。
そのため、周りに流されてしまう人も多いでしょう。
外国人から見てみると、言葉が遠回しでわからないことが多く、無口な印象を与えてしまいがち。
逆に、外国人から言われる言葉により、デリカシーがないと感じてしまうこともあります。さらには、仕事に対する価値観も国によって違いがあります。
日本なら仕事を終わらせてからでないと、家に帰ることはできない!という価値観がありますよね。アメリカは決まった仕事が終われば帰りますし、ドイツなら仕事があっても帰ることがあります。
それぞれの国によって、重視するべきポイントが変わってくるため、就職する国の価値観は理解しておきましょう。
海外就職をするのなら事前の準備が大切
SEとして海外就職をするのなら、しっかりとその国の特徴を覚えておく必要があります。
日本と大きく違いのある国が多いので、事前に準備するポイントを押さえておきましょう。
基本的にはSEは海外就職の方が、働きやすい環境となります。
国内のみの就職を考えるのではなく、海外就職も目を向けておくことが大切です。
理想のSEになるために、海外就職を行う前にしっかりと準備しておきましょう。