一口にSEといっても色々な業種がありますが、その中でもお金を扱う金融系のSEは、責任も重く、大変そうですよね。しかし、難易度や責任の重さの分、高級になりやすいのもまた事実。そんな金融系のSEになるために必要なノウハウを、まとめました。

細分化された業務知識について理解しておく

まず覚えておかなければならないのは、異業種から金融業界のSEへの転職は、かなりの難易度だということです。例えどれだけプログラミングのスキルがあっても、業務知識をカバーすることは出来ません。即戦力が求められる転職で、かなり不利になってしまうのは仕方のないことだと言えるでしょう。
これは同業種であっても同様で、金融関連の業務は細分化されているため、例えば銀行のSEから証券会社のSEになるだけでも大変です。
金融業界のSEになるためには、まずその細分化された業務を理解し、転職先に合わせた知識をできるだけ勉強しておくことが必須となります。

マネージャースキルでの転職も一つの手段

最低限の金融系業務知識は当然ですが、マネージングスキルの有無も大きく影響します。プロジェクトの成否に大きく関わるマネージャースキルは、どの業界でも大変重宝されます。納期管理や障害管理は、金融業界にとってなくてはならないものなので、そうした経験を転職で活かすことが出来るのです。
金融業界でのプログラムは、一つのミスが命取りになることもあります。優秀なプロジェクトマネージャーなら、どこでも歓迎されるに違いありません。

グローバルさがあると有利


異業種の方にとっては見落としがちですが、英語のスキルがあると、転職には非常に有利になります。銀行や証券会社では海外との取引も多いので、ある程度の会話能力があれば、かなり重宝されるでしょう。
時には仕様書が全て英語だった、というケースもあるそうですので、もしも英語のスキルを持っているのであれば、転職時には前面に押し出しアピールすると良いでしょう。

とにかく努力が必要

最初に申し上げた通り、金融業界への転職が難しいのは、まず前提として理解していなければなりません。優れた開発技術や、マネージング経験、英語力があったとしても、業務知識が伴わなければ、転職が不利なのは変わらないのです。
勤めたい企業を決めたなら、徹底的にその会社について調べ、面接時にそれをしっかりとアピールすること。弛まぬ努力を続けることが、唯一にして最高の転職ノウハウです。

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