「勤怠管理」は企業と従業員、どちらもが意識しなければならない重要な業務です。これを怠ると給与の支払いに直接影響するため、正確・迅速に計算されることが求められるのですが、以前はタイムカードを使っている企業も多く、事務作業を行う社員の負担は相当なものでした。
近年、それに代わるように台頭してきたのが、「勤怠管理システム」です。日々の打刻がそのまま月次の勤怠時間として計算されるので、管理の手間が大幅に激減し、生産性を向上させることが出来るようになりました。
使い勝手の良いシステムを作るには優れた技術力が必要になりますが、さて、どんな企業がそうしたシステムを作っているのでしょうか。
今回は、IT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」様から、勤怠・就業管理システムランキングの5位~8位までを抜粋し、それらを開発した企業について、ご紹介していきましょう。
5位:アマノビジネスソリューションズ
【企業データ】
・創立年 :2000年04月13日
・資本金 :3億円
・従業員数 :非公開
・本社所在地 :神奈川県横浜市港北区菊名7-3-24 アマノギャラクシービル
【勤怠システムデータ】
・システム名 :CLOUZA
・提供形態 :クラウド
・対象規模 :制限なし
・セールスポイント(ランキング掲載情報から抜粋)
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【業務概要】
親会社であるアマノと比べ、勤怠管理システムに特化して開発を行っている企業です。ランキングに掲載されたシステム以外にも『CYBER XEED』、『CIBER XEED すまぁと勤怠』などがあり、想定利用人数ごとにどのシステムにするか選ぶ形式を取っているようです。
企業ホームページには、それぞれの差異を分かりやすくマトリクスで解説されているので、興味を持った方はそちらをご覧になってみると良いかも知れませんね。
【口コミ情報】
親会社である「アマノ株式会社」が安定しているため、企業としての土台の確かさを評価するコメントが多く寄せられています。また、勤怠システムの知名度・技術力の高さは折り紙付きですので、スキル面を磨くにはうってつけという意見も見られました。
6位~8位:アマノ
【企業データ】
・創立年 :1931年11月03日
・資本金 :182億3958万円
・従業員数 :単体 2,120人、連結 5,123人(2020年03月31日時点)
・本社所在地 :神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地
【ランキング6位の勤怠システムデータ】
・システム名 :クラウド勤怠『 CYBER XEED就業 』
・提供形態 :クラウド
・対象規模 :制限なし
・セールスポイント(ランキング掲載情報から抜粋)
ご利用人数 国内シェアNO.1!1200社以上/27万名以上がご利用!
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【ランキング7位の勤怠システムデータ】
・システム名 :TimePro-NX就業
・提供形態 :パッケージ
・対象規模 :制限なし
・セールスポイント(ランキング掲載情報から抜粋)
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【ランキング8位の勤怠システムデータ】
・システム名 TimePro-VG
・提供形態 パッケージ
・対象規模 100名以上
・セールスポイント(ランキング掲載情報から抜粋)
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ワークライフバランス重視のアラート表示で適正な労働環境を保つ
【業務概要】
勤怠システムの他、駐車関連のパーキングシステムや、環境問題への取り組み、ポリッシャーや洗浄機など清掃関連祖リューションなども手がけています。
ランキングのうち3つを独占するシステムを有する企業であり、パッケージかクラウドか、利用想定人数が何人なのか、という観点で選択する形を取っているようです。
【口コミ情報】
最初の基本給はやや低めとの意見がありましたが、昇級ペースや賞与が高いため、長く勤めている方のコメントほど年収面で評価する傾向が見られました。
ワークライフバランス面では、残業抑制や有給消化の義務化など、まさに働き方改革の真っ最中とのことです。今後、どんどん期待することが出来そうですね。
勤怠システムに特化した第一人者
今回ご紹介したアマノ社は、グループ会社も含めランキングの5位から8位を独占するという、圧倒的なシェアを誇る企業です。このランキングはシステムごとのシェアを集計したものであり、またその詳細なデータは公開されていないため、はっきりしたことは言えませんが、企業ごとのシェアで考えれば、日本でもトップクラスの企業だと言えるでしょう。
勤怠システムについての高い業務知識とノウハウに触れたいという方にはうってつけですので、是非一考してみてくださいね。