「勤怠管理」は企業と従業員、どちらもが意識しなければならない重要な業務です。これを怠ると給与の支払いに直接影響するため、正確・迅速に計算されることが求められるのですが、以前はタイムカードを使っている企業も多く、事務作業を行う社員の負担は相当なものでした。
近年、それに代わるように台頭してきたのが、「勤怠管理システム」です。日々の打刻がそのまま月次の勤怠時間として計算されるので、管理の手間が大幅に激減し、生産性を向上させることが出来るようになりました。
使い勝手の良いシステムを作るには優れた技術力が必要になりますが、さて、どんな企業がそうしたシステムを作っているのでしょうか。
今回は、IT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」様から、勤怠・就業管理システムランキングの3位~4位までを抜粋し、それらを開発した企業について、ご紹介していきましょう。
3位:デジジャパン
【企業データ】
・創立年 :2000年11月01日
・資本金 :9,900万円
・従業員数 :非公開
・本社所在地 :東京都港区台場2-3-1 トレードピアお台場ビル 22F
【勤怠システムデータ】
・システム名 :タッチオンタイム
・提供形態 :クラウド
・対象規模 :制限なし
・セールスポイント(ランキング掲載情報から抜粋)
# 勤怠管理システム シェア No.1 / 利用ID数 165万 突破!
# 働き方改革で義務化となる 有給休暇、残業時間の管理ができる!
# 初期費用0円、300円/1人の従量課金制で導入しやすい
【業務概要】
勤怠管理システムの他にも、ASTEMPOというクリーニング店向けPOSレジスターのシステム開発を行っています。クラウドサービスに特化しており、若い企業ながら安定した業績を上げているようです。
【口コミ情報】
社員旅行などイベントが多く、社内のコミュニケーションは上々と言えそうです。相談されることが好きな社員が多い印象、という意見もあり、社内の人間関係を評価するコメントが見られました。
4位:マネーフォワード
【企業データ】
・創立年 :2012年05月
・資本金 :86億6000万円
・従業員数 :非公開
・本社所在地 :東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
【勤怠システムデータ】
・システム名 :マネーフォワードクラウド勤怠
・提供形態 :クラウド
・対象規模 :制限なし
・セールスポイント(ランキング掲載情報から抜粋)
# 働き方改革関連法に即対応!
# 給与システムとの連携もラクラク!
# テレワーク・在宅勤務対応!
【業務概要】
銀行やクレジットカードの情報管理や、「しらたま」という自動貯金アプリなど、お金に関するシステムを中心に開発を行っています。
またその他にも、クラウドでの会計や確定申告などのシステムも手がけており、金融に関するスペシャリストと言っても過言ではない企業です。
【口コミ情報】
ベンチャー企業であり、新しいことを発案すれば大体のことは受け入れられる、という風通しの良い社風のようです。また、通常の仕事においても個人の裁量に任せてもらえることが多いらしく、バリバリ活躍したい人にもってこいの企業だと言えるでしょう。
小売・会計関連の知識も必要
今回ご紹介した2つの企業は、ランキングに掲載されている勤怠システムの他にも、主力となるパッケージを持っています。小売や会計のシステムは勤怠との相性が良く、オールインワンのパッケージとして提供されることも少なくありません。
こうしたシステムに携わることを目標にされる方は、そちらの業務知識についても調べておくと、就職の場で一気に有利に立つことが出来ますよ。