「勤怠管理」は企業と従業員、どちらもが意識しなければならない重要な業務です。これを怠ると給与の支払いに直接影響するため、正確・迅速に計算されることが求められるのですが、以前はタイムカードを使っている企業も多く、事務作業を行う社員の負担は相当なものでした。
近年、それに代わるように台頭してきたのが、「勤怠管理システム」です。日々の打刻がそのまま月次の勤怠時間として計算されるので、管理の手間が大幅に激減し、生産性を向上させることが出来るようになりました。
使い勝手の良いシステムを作るには優れた技術力が必要になりますが、さて、どんな企業がそうしたシステムを作っているのでしょうか。
今回は、IT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」様から、勤怠・就業管理システムランキングの1位~2位までを抜粋し、それらを開発した企業について、ご紹介していきましょう。

1位:Donuts

【企業データ】
・創立年 :2007年02月05日
・資本金 :7,777万円
・従業員数 :300人(計測年月日不明)
・本社所在地 :東京都渋谷区代々木2丁目2-1 小田急サザンタワー8階
【勤怠システムデータ】
・システム名 :勤怠管理システム ジョブカン
・提供形態 :クラウド
・対象規模 :制限なし
・セールスポイント(ランキング掲載情報から抜粋)
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【業務概要】
勤怠システム以外にも、医療やメディア、ゲームという幅広い分野で活躍している企業です。特にゲーム分野では、VR技術の開発も行っており、その技術力の高さが窺えますね。
また、タイやバンコクを対象とした海外事業も手がけており、今後の発展が期待出来る企業です。

【口コミ情報】
イベントのような繁忙期が存在するソーシャルゲーム事業など、一部の例外を除いて残業は少なめで、ライフワークバランスを評価するコメントが多く見られました。ただし定時が10時~19時であるため、一般的な企業より長く会社に拘束される点には注意が必要です。

2位:ヒューマンテクノロジーズ


【企業データ】
・創立年 :2003年12月
・資本金 :19,930,000円
・従業員数 :非公開
・本社所在地 :東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス17F
【勤怠システムデータ】
・システム名 :勤怠管理 KING OF TIME
・提供形態 :クラウド
・対象規模 :制限なし
・セールスポイント(ランキング掲載情報から抜粋)
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【業務概要】
主軸としている事業の一つに指紋認証システムがあり、国内外において数多くの導入実績を持っているそうです。認証システムは勤怠システムとも相性が良く、そのためCTC社やSoftBank社、NEC社など、多くの大企業で採用されているようでした。

【口コミ情報】
フレックスや在宅勤務などの制度が整っており、社員から好意的なコメントが多く寄せられていました。また、企業風土として風通しの良さが特徴として挙げられていいて、積極的に意見を出せばそれが通る、働きがいを感じる社員が多くいらっしゃるそうです。

特化企業ではない強み

今回ご紹介した二つの企業は、どちらも勤怠システムだけではなく、他にも主軸とするシステムを持っています。
特にヒューマンテクノロジーズ社の指紋認証システムは、勤怠システムとセットで提供可能であり、他社にはないセールスポイントに成功している点で見事です。
Donuts社ではそうしたセールスポイントに寄与してはいませんが、反面、勤怠とは全く関係のない分野である故に、企業の安定という面でうまくリスク分散出来ていると言えるでしょう。
それぞれの強みとして昇華されていますので、これから就職を考えている方は、どちらの強みを重視するか、よく考えてみると良いかも知れませんね。

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