情報化社会が進む現代、IT企業はどんどんその数を増してきており、例えば大手転職サイトの「リクナビネクスト」では7,000件以上もの求人情報が掲載されています。
働き先を決める際、何を基準にするかは人によって様々です。
ある人にとっては自宅からの距離が短さを、またある人にとっては自分が得意とする分野の仕事であることを、人によっては経営者の理念に感動して、ということもあるかも知れません。
今回はそんな中の一つの要素、「年収ランキング」上位の企業について、その1位から4位までの企業をご紹介しましょう。
1位：ＳＲＡホールディングス
【企業データ】
・年収 ：1,205万円
・創立年 ：1991年01月28日
・資本金 ：非公開
・従業員数 ：1,458人（計測年月日不明）
・本社所在地 ：東京都豊島区南池袋2-32-8
【業務概要】
グループ企業のもと、数々のシステム開発を行っている統括企業です。DevSecOpsに基づくコンプライアンス、セキュリティ対策を自動化する「Cavirin Platform」、GUIアプリケーションのテスト自動化支援ツールなどを実現する「Testablish」など、多岐に渡るパッケージを主力製品としています。
【口コミ情報】
ＳＲＡホールディングス社としての口コミは見つかりませんでしたので、グループ傘下企業の中から、代表として2社の口コミをピックアップしました。
・株式会社ＳＲＡ
新卒未経験でもしっかりと研修の機会があり、主張すれば希望に沿った育成方針をかなえてもらえるというコメントが見られました。
働き方改革の施行によって有休も取りやすい雰囲気になり、ワークライフバランスについても上々のようです。
・株式会社AIT
まだ新しい会社のため急成長中であり、若干システムが追い付いていないところもあるが、その分活気があるようです。常に新しいことに挑戦する気質とのことですので、これからの発展にも期待できそうです。
2位：日本オラクル
【企業データ】
・年収 ：1,046万円
・創立年 ：1985年10月15日
・資本金 ：24,480百万円
・従業員数 ：2,497人（2018年05月31日時点）
・本社所在地 ：東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター
【業務概要・口コミ情報】
こちらの企業は「doda 転職人気企業ランキング2019＜業種別 IT・通信＞の紹介」に関する記事内の、14位の企業として紹介させて頂いています。業務概要や口コミ情報についての詳細は、そちらの記事をご覧になってください。
3位：電通国際情報サービス
【企業データ】
・年収 ：993万円
・創立年 ：1975年12月11日
・資本金 ：81億8,050万円
・従業員数 ：2,879人（2019年12月31日時点）
・本社所在地 ：東京都港区港南2-17-1
【業務概要】
業界特化の専門分野のシステムから、汎用的な管理システムまで、あらゆるビジネスに対応できるシステム開発を行っています。その他にもAIやIoT、セキュリティ運用、クラウド基盤構築なども行っており、どんな分野に興味がある人でも活躍できる企業だと言えるでしょう。
【口コミ情報】
年収ベースが新卒時から高く、例えば6年目にして年収700万円（賞与200万円）という実例も多く掲載されていました。男女関係なく育休なども問題なく取得できるため、女性も働きやすい会社のようでした。
4位：ジャストシステム
【企業データ】
・年収 ：970万円
・創立年 ：1979年07月07日
・資本金 ：101億4,651万円
・従業員数 ：連結：331人（2019年03月31日時点）
・本社所在地 ：東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー
【業務概要】
ワープロソフト「一太郎」やATOKなどで有名な企業です。その他にも法人向けのシステムを多く開発しており、組織管理を行うクラウドサービス「JUST.SFA」や、医療向けデータ分析ツール「JUST DWH」などがあります。
【口コミ情報】
給与水準がかなり高く、新卒入社三年目で800万円を越えるケースもあるようです。特徴的なのはその評価制度で、職種やランクなどでシステマチックに給与が決められるのですが、全社員にそれが公開されるという点です。
評価の公平性や目標と言う面で、社員のモチベーションを向上させようという試みらしく、好意的なコメントが多く見られました。
名だたる企業ばかり
平均年収が高額な企業は、当然のことながら素晴らしい実績を誇っており、どれも名前を知らない人はいないほどの大企業ばかりです。特に上位の2社は1,000万円の大台を超えており、一般的な企業の人からすれば、想像もできない世界かも知れません。
しかし、高い報酬には、それを受け取ってしかるべき高い能力と責任感が要求されます。自分の環境を良くして行きたいのであれば、まず自分を高めなければならないことを理解し、スキルアップを目指して行きましょう。
