過酷な長時間労働に疲れ果て、心も体も限界を迎えたとき、あなたならどうしますか? 「退職する」というのも一つの方法ですが、それが唯一の選択肢というわけではありません。職歴に影響を与えない方法として、「休職する」という手段もありますよね。

もちろん休職中は、収入を得ることができません。ですが身体を壊して働き続けるより、ずっと良いはずです。
そこで今回は、大切な休息の時間を有意義に過ごすために、心がけるべきいくつかの点をまとめました。

 

何も考えず、ひたすら休む

休職に入ったばかりの人がやってしまいがちなのが、「せっかくの休みだから」と、どんどんスケジュールを詰め込もうとしてしまうことです。

「やりたいこと」と「やった方が良さそうなこと」を混同してしまうと、心身ともに疲れ果ててしまいます。まずは何も考えず、ひたすら休むことだけに専念しましょう。

 

食生活に気を付ける

休職中は自然と家にいることが多くなりますので、暴飲暴食には注意してください。せっかく休んでいるのに、不摂生で身体を壊してしまっては元の木阿弥です。特にお酒が好きな人は、アルコール中毒にならないよう、気を付けなければなりません。

 

ストレスの発散

心の健康のためにも、ストレスをため込むことは厳禁です。過酷な仕事中にはできなかった「楽しいこと」を堪能し、健全な精神を取り戻しましょう。

ただし前章でも述べたとおり、「せっかくだからやっておきたい」という考えで動いてはいけません。
「是非ともやりたい!」と、自然と気力がわき上がるまでは我慢しましょう。

 

SNSはなるべく封印

会社の同僚が自分のSNSのアカウントを知っている場合、なるべく投稿は控えた方が無難です。

本来、休職中は何をしていても自由なのですが、それをサボりだと非難するような心無い人がいないとも限りません。
仕事復帰の後に波風を立てないためにも、自己主張は抑えておきましょう。

 

休職開け直前の勉強

長く現場を離れていると、コーディングを忘れてしまいがちです。復帰後にスムーズに仕事に入るためには、一度ある程度基礎からおさらいしておいた方が良いでしょう。

ただし、何度も申し上げますとおり、休職の目的は「休むこと」ですので、勉強のしすぎには注意してください。

罪悪感を覚える必要はない

働き者の民族である日本人は、「休職」という行為に罪悪感を覚えてしまいがちです。

ですが、健康の維持は人間として当然の権利です。本当に悪いのは、そこまで追いつめられるほど過酷な労働を課す、企業側になるので、躊躇ってはいけません。

しっかりと休み、心身ともに充実させ、明るい気持ちでの職場復帰を目指しましょう。

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