年末年始やお盆休み、ゴールデンウィークやシルバーウィークなど、長期休みは誰もが心待ちにしている、楽しい時間です。しかし、だからと言って浮かれてばかりではいけません。セキュリティ事故への対策、業務の整理など、事前にやっておかなければならないことはいくらでもありますよね。
休み明けの業務をスムーズに始めるために、必要な作業をリストアップしてみましょう。
連絡先の共有
例え休日中だとしても、運用中のシステムの不具合や、サーバダウンなど、仕事のトラブルはいつだって起こり得ます。そんな緊急事態に備え、チームメンバーの連絡先は相互に共有しておきましょう。
もちろん、「普段から連絡先なんて共有していて当然」という職場がほとんどだと思いますが、油断してはいけません。仕事用の連絡先しか知らず、肝心のプライベートの番号が分からず困り果ててしまった、というケースはいくらでもあります。
長期休みの前には、チームメンバー全員でお互いの連絡先を、改めて確認するようにしましょう。
貸与物のセキュリティ対策
入館証や社用携帯など貸与物の取り扱いも、いつも以上に注意しなければなりません。もしもうっかり旅行先に持って行ってしまい、そこで紛失でもしてしまえば、大問題になってしまいます。外出する際は、絶対に持ち歩かないようにしましょう。
ベストな方法は、長期休み前に、部署や上長に貸与物を預かってもらう方法です。これならヒューマンエラーを最大限防止することができますよね。
実際にセキュリティ事故対策の一環として取り入れている企業も多いため、是非職場で提案してみてください。
進捗の一覧化
仕事を中途半端に進めた状態で長期休みに入ってしまうと、休み明けの際、何から始めれば良いか、分からなくなってしまうことがあります。
それを防ぐためには、進捗管理の徹底が必要です。チーム全体の進捗はもちろん、自分のタスクを出来るだけ細かく一覧にし、それぞれの進捗率と、次にやるべき作業を記録しておきましょう。
休み明けの自分向けに、作業指示のメモを残しておくのも良い方法ですね。
全体スケジュールと進捗の一覧化
簡単に挙げた内容だけでも、これほど多くの作業が必要になります。担当する仕事によっては、他にももっと多くのタスクが必要になることでしょう。
日々の疲れを癒し、憂いを残さずリフレッシュするためには、休日に仕事の悩みを持ち込んではいけません。やるべきことは早めに片付け、整理し、万全の態勢で休みを満喫するようにしましょう。