いよいよ働き方改革が施行され、労働環境が大きく是正され始めました。長時間残業の代名詞とも言えるSEにとっては、待ちに待った制度ですよね。ですが実際の現場に浸透しているかと言えばそんなことはなく、まだまだ残業上等の雰囲気に呑まれてしまっているところも多いのではないでしょうか。
今はまだ、不要な残業から逃れるためには、自分で対策しておくことも必要です。そこで今回は、少しでも早く帰るためにはどうすれば良いか、そのコツについてご紹介しましょう。
業務時間はひたすら真面目に
残業しないために最も必要なことは、「ちゃんと仕事をしていること」を周囲にアピールしておくことです。昼間はダラダラと仕事をしておいて、時間だからと早く帰るような人がいたら、どう思うでしょうか。最悪「給料泥棒」なんてあだ名をつけられてもおかしくありません。
定時に帰りたいのであれば、テキパキとした仕事ぶりを見せておき、周囲からの反感を抑えるよう心掛けておくと良いでしょう。
逆に「自主的な残業デー」を取り入れる
仕事に余裕がある場合には、ノー残業デーならぬ「残業デー」を決めておくという方法があります。必ず週に一度残業することで、メリハリのついた仕事ぶりを見せつけておきましょう。
「絶対に残業しない人」ではなく「残業は必要に応じてする人」だと認識させることができれば、文句を言われる可能性を最低限に抑えることができます。
スケジュールには余裕を持たせる
前章にも少し共通しますが、早く帰るための最低条件として必要なのが、「納期には絶対に間に合うこと」です。少しでも遅れそうな可能性がある場合は、一日くらいどこかでガッツリと残業し、無理にでも早めに終わらせられる余裕を作るとベストです。
サッと帰るキャラ作り
意外と重要なのが、帰る時の心構えです。周囲が残業をしている中、自分だけ定時で帰ることに罪悪感を覚えてはいませんか? そこで遠慮してしまい、少しならと残業してしまうと、それこそが習慣になり、ますます帰りづらくなってしまいます。
自分の仕事が終わったのなら、帰ることは悪いことでも何でもありません。そう言う時は気分を切り替えサッと帰り、残業は極力しないキャラクターを周囲にも定着させましょう。
残業しないことが会社への貢献
仕事量や納期の関係上、どうしても残業しなければならない時は、確かにあります。同僚や部下がそんな状況に陥っている時、それを「頑張っているな」と感じてしまう人は、危険な兆候があります。
本当の会社への貢献とは、定時内で仕事を終わらせ、生産性を上げることです。自分の豊かな生活のため、会社のため、少しでも早く帰れるよう、少しずつでも努力してみましょう。