異業種からの転職は、どんな業界でも非常に高いハードルがあります。中でもSEへの転職ともなると、プログラム知識が必須の技術職であるため、経験の有無はそのまま大きなハンデになってしまいがちです。
ですが、「業界未経験OK」をと記載している求人票もありますよね。そう言った求人は、プログラム知識以外のところで即戦力となれるスキルを求めていることがほとんどです。
ではそのスキルとは、一体どんなものがあるのでしょうか。
今回は、異業種からでも歓迎されやすい職業と、そこで培うことのできるスキルについて、ご紹介しましょう。
ブライダル関係の職業
ブライダル関係は、人生の一大事である結婚をサポートしていく職業です。幸せそうなカップルのことを考え、親身になって接する必要がある仕事なので、対人能力を期待してもらえます。
SEにとって、コミュニケーション能力は絶対になくてはならないもの。例えプログラムの知識がなくとも、卓越した対人スキルがあれば、即戦力になることが可能です。
特にプランナーの方であれば、相手の要望を細やかに汲み取ることにも長けているので、要件定義の場や、営業職でも第一線で働くことができるようになるでしょう。
パッケージ商品に即した専門職
自社開発を行う企業にとって、そのパッケージの多くは、特定分野に絞った専門的なものがほとんどです。
SEにとって花形とも言える仕事ですが、その分プログラム以外の業務知識が必要になるため、もともとそう言った知識を持っている人ほど歓迎されます。
例えば財務系の仕事をしていた人であれば、財務管理システムの開発をしている会社に応募してみると、グッと転職の成功率が上がるでしょう。
広告、宣伝系の職業
SEにとって必要なスキルはいくつかありますが、要件定義書や設計書などの資料作成には、広告系、宣伝系の経験者はうってつけです。
少ない紙面や画面に必要な情報を分かりやすく詰め込むのは、センス以上に経験が必要ですよね。前職でそういったスキルを磨くことができるこれらの職業は、必ず企業で重宝されることでしょう。特に履歴書や面接でのアピールポイントとして書き加えておくと、高評価間違いありませんよ。
何より必要なものは、やっぱりやる気
今回私が挙げた職業は、ほんの一例に過ぎません。どんな仕事でもそれぞれの強みがあるので、転職を有利にしたいのであれば、まずはその強みから見つけ出しましょう。
そして、どんなスキルもやる気がなければ活かすことは出来ません。
必要な能力を十分に発揮させようという意気込みがあって、初めて最大減の力を発揮することが出来るので、熱意をもって転職に臨んでくださいね。