出典:https://www.pakutaso.com/20160332085post-7358.html
SEとして様々な企業とやりとりを続けている内に、別の業界に興味が湧いてくることもあるでしょう。
とは言っても、SEから他業種へ転職するのは難しいことです。
中には、「前から気になっていたから」という理由で、製薬会社を目指すSEもいるかも知れません。
もちろん、SEから製薬会社に入る方法はあります。
他の業界に比べると、専門知識が必要になりそうですが、どうすれば転職できるのでしょうか?
今回は、製薬会社に転職する方法とコツについてまとめてみました。
製薬会社SEの仕事
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医療業界である製薬会社のSEは、業務システムの要件定義が仕事となります。
開発から保守運用を任されるため、流通システムや在庫管理システムの管理も任されています。
膨大な量のデータを管理し、スムーズに運用保守をしていかなければなりません。
また、社内SEとして働くとなると、エクセルを使った事務処理を任せられることもあるでしょう。まして、製薬会社SEになるのであれば、薬剤について最低限の知識は身に付けておかないといけません。
製薬会社の給料
製薬会社SEの年収は、500~900万円と高収入が狙えます。
マネジメント能力と語学力があり、10年ほどのキャリアがある人であれば、1,000
~1,500万円の収入を狙うことも可能です。
多くのSEにとっては、憧れの職場ではないでしょうか。
医療業界は専門性の強い業界ですので、転職前から少しずつ知識を身に付けておかないと、入社後苦労することになります。
多少なりとも知識を身に付けてからでないと、製薬会社SEとして働くことは難しいでしょう。
製薬会社SEとしてのメリット・デメリット
外資系の多い製薬会社ですが他SEと比べて、メリット・デメリットはどうなのでしょうか?
もちろんどんな職業であっても、メリット・デメリットは存在しますので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
製薬会社SEのメリット
やはり製薬会社SEとなれば、他のSEと比較して高収入になることがメリット。
もちろんすべての人が高収入になるわけではありませんが、給料の平均は高いです。
外資系の企業が多いですし、医療業界自体が多くのお金が動く業界でもありますよね。
そのため、高収入を狙いやすいですし、自由な勤務形態を取りやすいというメリットもあります。
これは、企業によりけりですが、大手の医療業界に入社できれば実感しやすいでしょう。
自分で就業時間を決められる「フレックス勤務」、自由に有給消化を取れる企業が存在します。
ただし、すべての企業がそうなっているわけではありません。
しっかりとあなたが転職する会社を調べておき、必要な制度を取り入れている企業を選ぶことが大切です。
製薬会社SEのデメリット
メリットと同じように、どんな職場でもデメリットがあるものです。
それでは、具体的な部分を見ていきましょう。
外資の企業が多いため、退職金制度を取り入れてない会社が多いです。
福利厚生を重視しないのは外資系の特徴ですが、退職金制度には注意しておきましょう。
長いこと働き、いざ辞めようと思ったときにシャレにならにですよね。
「退職金を目当てにしていたのに!」「いやいや、うちは最初から退職金ないって言ってるじゃん」
こうなってしまっては、泣き寝入りするしかありません。
そうならないためにも、退職金の有無は事前に確認しておきましょう。
また、製薬会社SEの場合、実力主義な面があるためプレッシャーが強くなります。
「そうやって言うなら、やってみせろよ」というスタンスなため、実力のない社員に冷たい企業もあります。
そのほか、外資系の場合はクビになることもあります。高収入の反面、リスクもあることを知っておきましょう。
製薬会社のSEの将来性は?
外資系企業が多いため、製薬会社のSEとなるなら、語学力が必須になります。
SEとしての知識・テクニックはもちろんですが、何よりも英語が話せると評価が高まります。
海外本社とのやりとりが発生したり、海外出張に行ったりすることも増えるでしょう。
一見、ハードルが高そうに思える業務ですが、英語とプログラミングができれば、世界のどこでも働けます。つまり、外資系の製薬会社で実績を積み、将来海外で働くというキャリアパスは夢ではないということです。
SEならご存知だと思いますが、アメリカシリコンバレーのSEは初任給から1000万円を超えています。もちろん物価が高いということもありますが、英語ができてスキルがあれば2000万円は狙えます。
将来のキャリアパスを考えると、製薬会社で働くのはメリットがあるでしょう。
製薬会社のSEで高収入を目指せ
製薬会社は外資企業が多いため、高収入を目指しやすい特徴があります。
ただし、退職金はない可能性が高いため、事前に確認しておくことがポイントとなります。
また、SEとしてのスキルは大切ですが、それ以上に専門知識が必要になるでしょう。
製薬業界や英語についても、最低限のレベルは知っておく必要があります。
あなたも製薬会社のSEを目指すのなら、ぜひ参考にしてみてください。