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IT企業は基本的に東京に集中しており、関東圏意外だと大阪に集中しています。SIerは特にその傾向があります。Web系の企業は全国にあるものの、公に求人を出している企業はごく一部になります。
Web系の企業でも規模が大きい企業は東京に集中しているので、結果的に就職するとなると東京になってしまいます。このような状況なのですが、なるべくなら東京に行かずにエンジニアの仕事をしたいと考えている方も多いでしょう。
そこでお勧めなのがリモート勤務です。ITはそもそも物理的に離れていても意思疎通や仕事ができることがメリットなはずなので、現状の東京に集まらないと働けない状況はまったくITの特性を活かせていない働き方と言えます。
他の業界よりもむしろ東京に集中してしまっているので、明らかに非効率と言えるでしょう。この問題に関してはIT業界に在籍する多くの方が感じていることで、今後より一層リモート勤務やフリーランス化が進んでいくと考えられます。
そう考えると今からリモート勤務の会社に転職しておくことは非常にお勧めなので、このページではリモートで働ける企業を紹介します。今回紹介する企業以外にもリモート勤務可能な企業は多数存在し、また今後より一層増えていくことでしょう。
お勧め企業紹介
それでは、リモート勤務したい方にお勧めのフルリモート勤務が可能な企業を紹介します。この記事の執筆日時は2018/07/31ですが、あくまでもこの日時でのお勧め企業です。またこの他にも数多くのリモート勤務可能な企業があり、求職者のスキルや希望する条件によってお勧めの企業は変わってきます。
ここで紹介する企業はあくまでも一例なので、「リモート勤務できる企業にはこんな企業がある」という参考として見てください。
東京システムハウス株式会社
東京システムハウス株式会社は独立系SIerですが、この業態にしては珍しく在宅でリモート勤務が可能です。環境は主にLinuxで、言語はC言語です。在宅、リモートOKを前面に押し出している企業なので、開発現場に足を運ぶ必要はありません。
ただし、スキルが至らないと現場に行かざるを得ない状況になります。入社後に希望とずれてしまうと勤務を続けるのが難しいので、面接時に在宅をしっかりと希望しておけば就職後も東京に行かずに済みます。
面接に通りたいがために妥協して現場に行くと伝えてしまうと結局フルで現場勤務にされてしまう可能性が高いので、結果的に不採用になるとしても在宅でリモートという点は前面に押し出しておくのがお勧めです。
ユニファ株式会社
ユニファ株式会社はフルリモート勤務OKなので、一切会社に行く必要がありません。また家族とのコミュニケーションを豊かにすることをモットーにしているので、ワークライフバランスを理由にリモート勤務を希望しても問題ありません。
現場勤務もリモート勤務も可としている企業は複数ありますが、特別な理由がないとリモート勤務を希望しにくいことは事実です。たとえば介護等特殊な事情があれば在宅勤務を希望しやすいのですが、単に副業がしたい、出勤するのが面倒、自由に働きたい、といった理由だけだと在宅希望を言いにくいです。
なかには「そんな理由で在宅勤務は認められない」「出勤が面倒なのはみんな同じ」といったことを言う面接官もいます。ユニファ株式会社は今後主流になっていくであろう在宅リモート勤務にいち早く目を付けて積極採用している企業なので、出勤したくない方には非常にお勧めです。
ちなみに言語としてはRubyがメインなので、今後より需要が伸びていきそうな言語です。Ruby自体の経験がなくても、JavaやC言語の経験があれば採用される可能性があります。またJavaやC言語の経験があればRubyも独学で身に付けやすいので、独学でやっておけば即戦力になれる可能性が高いです。
リモートなら海外勤務もOK
ちなみになのですが、リモート勤務なら海外から会社員として席を置くことが可能です。実際私が勤務していた企業にも海外在住の社員がいましたが、海外出張とは異なります。もともと海外に住んでいて、面接から勤務まですべてリモートで済ませています。
リモート勤務なら住む場所は完全に自由になるので、将来海外移住したい、旅行しながら生活したい、といった方にもお勧めできます。完全リモート勤務するためには高いスキルが必要なのですぐにそういった形で勤務できない方も多いかと思いますが、リモート勤務を目指してスキルアップしていくのも一つの目標として有効です。
IT業界ではせっかくITというどこからでもつながって成果物を納品することができるツールを使用しており、それをメイン事業としています。それにも関わらず東京に密集して働かなければならない状況には違和感を感じずにはいられません。
これは私だけの意見というわけではなく、IT業界に在籍する多くの方が感じている問題で、実際ITのメリットをより享受すべく東京から離れて多くの人が移住している傾向になっています。
すでにスキルがある方はリモート勤務できる企業を探し、そうでない方はリモート勤務を目指してスキルアップしていくのも良いですね。