さあ、いざ転職だ! と気合を入れて転職サイトに登録したあなた、求人票を探すのは良いのですが、表面的なところしか見ていなかったりしませんか?

就業条件は事細かに記載されているほど、意外と大事な点を見落としてしまいます。

転職初心者が見るべき求人票のポイントについて、簡単に見ていきましょう。

 

 

賃金条件は、大きく分けて3項目

求人票を見てまず目が行くのは、お給料についての項目でしょう。ですが、単純に賃金と言っても、気をつけなければならない点はいくつかあります。

大きく三つの項目に分けて解説していきます。

 

1.昇給・賞与

魅力的な額が提示されていることの多い項目ですが、記載されているのは前年実績であることがほとんどです。入社後の額を約束しているわけではないので、注意する必要があります。

 

2.退職金

退職金制度のない企業は、月給や賞与を優遇していることが多く、逆に給料が安い企業は退職金制度を導入していることが多いようです。

どちらにもメリット・デメリットがありますので、応募の際は気をつけてください。

 

3.基本給

意外と落とし穴になるのがこの項目です。賞与・退職金は基本給をもとに計算されるので、手当ばかりが多く、基本給の低い求人は後々の収入に影響が出てきます。あまりお勧めできるとは言い難い、というのが正直なところです。

 

 

勤務地で大事なのは最寄駅だけではなく、駅からの距離

転職サイトで求人を探す場合、勤務地を入力して検索しますよね。その際、最寄駅が表示されますが、大事なのはその後、駅から会社までの距離です。

徒歩で十数分かかったり、バスを使う必要がある場合、通勤は非常に苦労することになるでしょう。毎朝の負担は出来るだけ少なくなるよう、駅に近い会社を選びたいものです。

 

 

年間休日日数、その目安

就業条件の良し悪しを図る基準は、賃金だけではありません。一年間にどれだけ休日があるか、という勤務条件も大事な指針となります。

求人票には「年間休日数○○○日」と記載されていることが多いのですが、どのくらいの日数なのか、2つの例を挙げて解説します。

 

年間休日数105日

求人票に良く見る数字の一つが「105日」という基準です。

一年間に労働できる時間は法律で定められています。年間休日数105日というのは、一日の労働が8時間の企業における、最小の休日数のことです。

「完全週休2日制=104日」なので、「祝日は全て無し」「元旦のみ休み」と言えば就業条件の厳しさが分かると思います。

 

年間休日数120日

105日と同様、良く見かけるのが「120日」という年間休日数です。

「完全週休2日制=104日」に「年間の祝日=15日」を加え、更に元旦などにお休みが加わったのがこの日数です。

大企業の場合、年間休日数130日という例もあるそうです。入社難度は高いと思いますが、そんな会社に是非勤めてみたいものですね。

 

 

求人票は将来の道しるべ

求人票の見るべきポイントについて、いくつか解説してきました。しかしこれはどの職場でも共通して言える、基本的な事柄に過ぎません。

人によって、業種によって、重視するポイントは様々です。

将来をしっかり見据え、自分に合った職場を選んでいきましょう。

 

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