転職を成功させるためには面接で成功を掴まなければいけませんが、実はその面接では話の内容の前に面接官に与える第一印象がとても重要だと言われています。
面接での第一印象は何と見た目が8割と言われていて、見た目がマイナスのところからスタートしてしまうと2割のところから挽回しなければいけないということになります。
2割のところから面接の短い時間で内定をもらえるまで印象をアップさせるのは非常に難しいので、第一印象で良く見られるように努力することが大切です。
面接でウケが良くなる見た目のポイントについてご説明します。
見た目の印象はなぜ大切なのか
面接を左右する見た目での印象ですが、そもそも見た目は話の中身とは直接関係ないですよね。
それなのになぜ見た目の印象が面接で大切なのかと言うと、見た目の印象が悪いとその時点で減点されてしまう要素を作ってしまうことになるからです。
見た目が悪いと得意先や社員からの印象も悪くなってしまいますし、仕事の能力に直接の影響はなくても間接的に悪い影響を与えてしまうことになりかねません。
見た目は面接だけではなくビジネスでの第一印象でも重要なものなので、見た目での印象が悪い人はその人が実際にその会社で働いた時のことを想像した面接官から減点されてしまうことになるのです。
第一印象ではどんなことを見られている?
第一印象と一言で言っても、いくつかの要素がありますよね。
これらの第一印象は全てを総合して判断されることになりますが、その中でも重要な3つの第一印象に関わることをご紹介します。
①服装
SEは入社してから仕事をする時には私服で良い会社も多いですが、面接に行く時には服装はスーツが基本です。
スーツはただ着るだけでなく着こなしが大切で、転職ならリクルートスーツではなく年齢に合ったものを選ぶことが大切です。
第二新卒の場合はリクルートスーツを着ても問題ないですが、将来に渡って長く使う可能性を考えてスーツを購入しておくのも良いでしょう。
スーツは上下の組み合わせがきちんと合うようにしたり、色も落ち着いたものを選ぶようにすることがポイントです。
また、ずっと使っていてくたびれた印象を与えるものはNGで、面接では靴まで気を抜かずにしっかりと新品で臨まなければいけません。
転職活動では活躍するスーツですがシワがないかを確認して着用したり、シャツが出ていてだらしなく見えないかなどを鏡で毎回チェックするようにしてください。
②表情
第一印象を決める見た目としては服装だけではなく、表情も大切です。
最初に会社に入ったり面接をする部屋に入った時に表情が明るくなかったり笑顔がなかったりすると、第一印象は悪くなってしまいます。
逆に、明るい表情だと受け答えまでハキハキとした声に聞こえ、印象アップに繋がります。
面接は緊張するものですが、できるだけ好印象を持たれる表情を意識してみてください。
③雰囲気
一番難しいのは第一印象で相手に与える雰囲気です。
雰囲気は言葉や表情でも変わってきますし、気持ちによって表れるものでもあります。
雰囲気で何となく自信がなさそうだなと思われてしまうと、仕事もできなさそうに思われてしまう可能性があります。
面接の練習を何度か行うことで面接に適した雰囲気作りはできるので、しっかりと事前の対策をしておくようにしてください。
見た目の印象が悪いとそれだけで不採用になることも!
SEの転職は人物重視の採用であることが多く、面接で面接官とコミュニケーションを取ることが採用を左右します。
しかし、一見話の中身が一番重要なように思えても、見た目で合格点をもらえなければどんなに面接で良いことを言ったとしても合格をもらえない可能性も高いです。
例えば、服装や髪形、アクセサリーを付けているなどの応募者側としてはたいしたことではないように思えることでも、常識がないから不採用にするという面接官がいるのも事実です。
つまり、第一印象が悪いとどんなに面接で完璧な受け答えができたとしても、不採用になってしまう可能性があるということです。
第一印象から躓かないように、面接に行くのに良い見た目かを客観的な視点で確認することが大切です。
見た目がパーフェクトでもまだ足りない!面接の中身も充実させよう
面接での第一印象が見た目が8割だと言っても、残りの2割も軽視することはできません。
見た目がパーフェクトだったとしても面接で話す内容で意欲が低いと思われたり、本当にうちの会社に入りたいのかと思われてしまいます。
面接で他の応募者に勝つためにも、面接の内容そのものを充実させることがポイントとなります。
まとめ
転職に絶対に付いてくるものが面接ですが、その面接は見た目が8割と大きな割合を占めることになります。
見た目が面接のカギとなるので、見た目のことも併せて面接対策をしていきましょう。